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スーツの足元に輝きを!革靴の磨き方

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靴、磨いてますか?

どうも、靴磨きは趣味のひとつ、フレッチです。

前々回の更新で、スーツ姿の要は靴であると書きました。

今回は、その靴の磨き方を詳しく書いていこうと思います。

用意するもの

これが、私が普段使っている靴磨きの道具です。

  1. 水道水を、百均で買った化粧水用のディスペンサーに入れたもの
  2. ステインリムーバー
  3. 豚毛のペネトレイトブラシ
  4. 豚毛のブラシ。汚れ落とし用
  5. 馬毛のブラシ。クリームをなじませる用
  6. 靴クリーム
  7. 靴墨
  8. 古タオル。ステインリムーバー用
  9. コットン100%の端切れ。クリーム塗布用
  10. コットン100%の端切れその2。靴墨塗布用
  11. ネル布。仕上げ磨き用

5千円位あればそれなりのものが揃うはず。

布類は、着なくなった服を端切れにして用意します。
だいたい15×30センチくらいあればOKです。
ステインリムーバー用とクリーム塗布用は古い靴下とかでもOK。

仕上げ磨きにはナイロンの古いストッキングを使う人もいます。

前々回の記事でも紹介した、私のこの靴を磨きます。

ちなみに、こちらはスクエアトウ、ストレートチップの外羽根式。
冒頭の写真は、私の雨天用革靴、ラウンドトウ、プレーントウの外羽根式です。

鏡面磨きまで大きく分けて3ステップ

私の靴磨きは、大きく分けると3つのステップで作業します。

  1. 汚れ落とし
  2. 靴クリーム
  3. 鏡面磨き

靴磨きの最大の目的は、靴クリームを使って革に油分を含ませることです。
なので、鏡面にしなくても・・・という場合は、クリームまでで十分です。

まずは汚れ落としから

まず、靴の表面のホコリやゴミを、④豚毛のブラシを使って払います。

次に、ステインリムーバーをよく振って混ぜてから(私が使っているのは2液分離式です)、タオルに染み込ませて、靴を拭きます。

古い靴墨や靴クリーム、ブラシでは落ちない汚れなどを丁寧に拭っていきます。

汚れが落ちると、革本来の地が出てきますので、上の写真、左側の靴(正面から撮っているので右足)のように、少し艶がなくなります。

両方とも汚れが落ちて綺麗になったら、次は靴クリームを塗っていきます。

靴クリームを塗ります

綺麗になったら、⑨古布と③ペネトレイトブラシを使って、靴クリームを塗っていきます。

古布は指先に巻きつけて使います。

まず、このように2本の指を立てます。

古布をかぶせて・・・

甲の側でくるくるとまとめます。

まとめた部分を、指の根元付近に巻きつけて固定します。

指先に少しずつクリームを取って、つま先とかかとの光らせたい部分から順に塗り込みます。

あまりたくさんつけても仕方ないので、薄く重ね塗りをするような感じで、ちょっとずつ。

履きジワの部分や縫い目、靴底との境目など、指では塗りにくいところは、ペネトレイトブラシを使って擦り込みます。

ブラシの先端でクリームをチョンチョンと触って、シワや縫い目に沿うようにこすりつけます。

右側(左足)が、クリームを塗った直後です。

左側(右足)は、クリームを塗った後に⑤馬毛のブラシでなじませ、余分なクリームを拭きとったものです。

クリームだけでも十分美しくなるのがわかると思います。

別に鏡面にしなくてもいいよ、という方は、ここまでで十分です。

いざ鏡面!

鏡面磨きに進みましょう。

その前に、私の場合ですが、どんな靴でも鏡面磨きにする場所とそうでない場所があります。

どこを鏡面にするのかというと・・・

ここと

ここ。

私の靴は何度も何度も磨いているので、クリームだけですでに光りまくってますね。。。^^;

つま先とかかとを鏡面磨きにすると、靴に表情が生まれる気がします。

エナメルではない靴で、つま先とかかと以外の部分まで不必要に光っていると、ちょっとギラギラして品がない感じがして、私は好きではありません。

なので、私はこの二箇所を重点的に、靴墨を塗っていきます。

使うのは⑩の古布。

クリームを塗った布のように、指に巻き付けます。

巻きつけたら、①ディスペンサーから水を数滴、指先に染み込ませます。

布に水が染みたら、何度か反対の手のひらにシッペをするようにして、布になじませます。

湿り気がなじんだら、靴墨を軽くこするように布に取り、靴に塗っていきます。

クリームと同じように、光らせたい部分から、薄く、何度も重ね塗りをするように塗っていきます。

まったく光っていない靴であれば、光るようになるまで5回以上は塗らなければいけないかも知れません。
冒頭のプレーントウはアッパーが揉み革なので、光るまで10回は重ね塗りをしました。

先にベッタリと厚塗りをしてしまう方法もありますが、それだとムラが出た時に修正が難しくなるので、私はやりません。

光らせない部分にも、一回だけ手早くワックスを乗せます。
これは、ワックスの主成分に撥水性があるため、薄くでも塗っておけば革を水から守ってくれるからです。

追記@2013/02/12/10:56
ワックスを全体に乗せるのは、革の通気性を損ない、また曲がる部分からワックスがひび割れるのでよろしくないとのご指摘をいただきました。
また、防水を考えるなら素直にフッ素系の防水スプレーを使ったほうが良いようです。

で、塗り終わったのがこちら(左側、右足)。

クリームだけの右側(左足)に比べて、透明感というか奥行きが出ているのがわかると思います。

しかし、靴墨を塗ったときの刷毛目というか、こすった後が目立ちますね。

そこで・・・墨を塗った時と同じように、こんどは⑪ネル布をつかって、水研ぎをしていきます。

ネル布で磨き終わったのがこちら。クリームだけとくらべて、革の凹凸も消え、綺麗に映り込むようになりました。

両足とも鏡面に磨いて、終了。

後の手入れが面倒になるので、私は防水スプレーなどは使いません。
防水スプレーに関してはコメント参照。@illlorzlliさん、ありがとうございます。

愛情をもって接すれば、きっと靴は応えてくれる

今回、記事中で磨いた靴は、成人式の時に買ったものですから、5年近く履き続けている靴です。

履くたびに手入れをして、ちゃんと休ませ、保管時にはシューキーパーを必ず使うことで、美しいままで長く使うことができています。

靴は我々の足を守って、傷だらけになっていくものです。
その過程で、主の足にしっかりと寄り添い、主の人となりを表すまでになります。

文句も言わず毎日踏みしめられている靴に、愛情を持って接してあげてください。

適切な手入れを欠かさず、常に美しく磨き上げられた靴は、きっとあなたに素晴らしい道を歩かせてくれるでしょう。

外を磨いたら中も快適に!おすすめインソールの紹介記事はこちら

足元の快適性はQOLを上げてくれるかもしれない【おすすめインソール紹介】

記事中で使っているシューケア用品(主にクリーム類)はこちらです

※布類は古布を使っています。
※豚毛ブラシは無印良品、馬毛ブラシは東急ハンズで買ったブランド不詳のものです。

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コメント

  1. illlorzlli より:

    ワックスを全体に薄く塗るのはおすすめできません。
    まず第一に曲がる可能性のある場所にワックスを塗ると、ワックスが乾いた後にひび割れを起こす可能性が高いからです。また、ワックスは革の表面に膜を作るので、革の通気性を損ないます。
    防水性を持たせたいのであれば素直に防水スプレーを使用すべきです。もちろん通気性に悪影響のある珪素系ではなく、フッ素系のものを。
    防水スプレーを使用することによるメンテナンスの面倒さというのはなにかあるでしょうか? 防水スプレーを使っていてもここに挙げられた手入れだけで充分ではないですか? 珪素系を使った場合は知りませんが。

    • y_1n0 より:

      @illlorzlli お久しぶりです。防水スプレーにも種類があるのですね。フッ素系というのを探してみようかしら。記事中で磨いたものは革底で晴天用なので関係ないですが、雨天用の方はやはりスプレーで防水した方がいいかもしれませんね。シワ部分がひび割れるというのはよく聞きますが、今のところ一度もそうなったことがないのですよね。。。トウチップとヒール以外の部分は、最後に布に残ったものをこすりつけてる感じなので、そもそもワックスが乗っているのかも怪しい^^;
      もしかしたらワックスが乗っていないから、ひび割れを経験していないのかも。一応、私が真似している青山の某シューシャイナーでは、全体にワックスを書けているのですが、色々考えるとまだまだ改良の余地はありそうですね。

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