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1年間でTOEIC-IPのスコアを305点アップした時にやったこと

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【読了時間:約7分】

英語の勉強をほとんどしなかったのに510→815

私の通う大学では、新入生と1年生、2年生に対して、TOEIC-IPテストの受験を課しています。

これは、第一外国語(英語)のクラス分けと、成績評価のためのものです。

私のスコアは、入学時510、1年修了時510、2年修了時815でした。

2年次に300点以上アップしていますが、これは英語の講義がTOEIC対策の講義だったから。

2年次の1年間、TOEICの対策はしましたが、新しく語彙を増やしたり、文法知識を補強したりといったいわゆる”英語を勉強する”ことはほとんどしていません。

人並みに、学生としてやるべき程度はやっていましたが、TOEICのスコアを300も押し上げるようなハードなことはやっていません。

実際、スコアの変わらなかった入学時〜1年修了時までの1年間の方が、必死になって英語を勉強しました。
学年末課題がグループ研究を英語でプレゼンテーションするというものだったので。1年次の1年間ほど英語漬けだったことはありません。
でも、週一回のTOEIC対策の講義だけで、英語に関してはヘラヘラしていた2年次の方が、TOEICのスコアは上がったのです。

先に言っておきますが、私は、TOEICテストに何ら価値を見出すことができません。
あんなテストで英語力が正確に測れるとは思いませんし、そもそもあるレベルまでは英語の試験ではないと思っています。

高校までの基礎的な英語力があれば、テクニックだけである程度まで攻略可能なテストであると思いますし、だから800点台後半までのTOEICスコアはナンセンスなもの(ハイスコア≠英語力が高い)だと思いますので、簡単に、履歴書に書ける程度の点数を取る方法を書きます。

この記事は、TOEIC対策の勉強をまったくしなくてもTOEICで400点台後半〜500点台を取れる人が、英語の勉強をせずに300点アップを狙うために書きます。
対象としては、高校までの英語の読解や文法知識には不安がないにも関わらず、700点を超えることができない人向けです。

ちなみに、テクニック抜きで700点台取れるなら、十分英語力があると思っていいと思います。
800点台後半〜990点は、本当に英語ができないとテクニックだけでは取れないです。

正しい戦略と基本の戦術で臨めばスコアは取れる

TOEIC-IPは多肢択一式のマークシートテストです。

おおよそ、多肢択一試験の戦術というのはバリエーションがあるものではありません。

なので、テクニックとは言っても、何も特別なことを書くわけではありません。
たぶん、センター試験を受けた人なら”そんなこと常識でしょ”ってレベルだと思います。

基本の戦術に忠実に解くことで、効率的に受験することができます。

正しい戦略とは、時間配分。
基本の戦術とは、選択肢の先読みです。

私の場合、英文読解や文法知識に関してはそれほど不自由がなかったにも関わらず、この正しい戦略と戦術を知らなかったがために、510点というスコアになっていたのが、後になってわかりました。

時間配分がすべての鍵

TOEIC-IPは、多肢択一式で、かつ時間制限が短く、問題量が多い試験です。

このような場合、時間配分がすべての鍵を握ります。

TOEIC-IPの場合は、リスニングセクションとリーディングセクションに分かれていて、リスニングは勝手に先にすすめることはできません。

しかし、基本的には、前のパートが終わったら”次に進んでください”の放送を待たずに、ページをめくります。
また、問題ごとの放送が終わっていなくても、答えを選んだら迷わず次の問題に目を向けます。

稼げるのは最大で10秒程度かもしれませんが、集中した状態での10秒はかなり重要です。

また、問題数が多く時間が短い試験なので、どのセクションにどれだけ時間を割くのかということよりも、一問あたりに与えられる約30秒〜1分を、どのような作業に割り当てるのかという意味での時間配分が重要になってきます。

リスニングセクションはどんどん進んで先に読む

Part1 写真描写問題は細部を見ない

最初は写真描写問題です。

問題に印刷された写真を見て、それを説明する文章が3つ放送されるので、その中から正しいものを選べというやつ。

写真には細部も写っていますが、どんな人が何をしているのかとか、物の配置がどうなっているかとか、大きな部分を読み取ります。

人物が写っている写真が半分程度になると思いますが、もちろん写真なので、動作はわかっても意図はわかりません
なので、選択肢を聞いていて、何のためにどうしているみたいなものは不正解の場合が多いです。

写真から明確に読み取れる動作だけに注意して聞くのが大事です。

たとえば、ペンを咥えてモニタの前に座っている男性の写真が出題されたら、そこから読み取れるのは男性がモニタの前に座っていることと、彼がペンを咥えていることだけです。

もし、選択肢に”男性がパソコンの前で考えている”のようなものがあっても、それが正解である確率は低いです。
続く選択肢の中に”男性が画面の前に座っている”という選択肢があれば、それが正解になります。
ただ、もし、最後まで聞いてもそれ以上に明確な選択肢がなければ、”考えている”をマークします。

Part2 応答問題は疑問詞と数字に注意

応答問題では、”何が聞かれているのか”に常に留意しておく必要があります。

英語では、疑問詞が文頭に来ることが多いので、文頭の疑問詞に十分注意していると、解きやすいかと思います。

あと、数字が出てきたら注意です。
時間だったり、個数だったり、とにかく数詞序数詞には注意して聞きます。

これはそれほど難しい問題ではないと思います。

Part3 会話問題は問題と選択肢を先に読む

会話問題では、問題と選択肢は冊子に印刷されています。

前の回答が終わったら即座に、次の選択肢を読みます
時間に余裕があれば問題にもざっと目を通します。

この段階で、もし選択肢の中に問題と咬み合わないものがあれば排除します。

それから、選択肢に書いてあったことや問題で聞かれていることを探すように、会話文を聞きます。

会話している人物がどのような場所でどのようなストーリーの中で会話しているのか、イメージできるとグンと簡単になります。

会話の半分くらいまでで、ほとんどの問題では選択肢は半減して、二者択一程度になっているイメージがあります。
また、半分まででも聞けば、正解がわかってしまう問題も多いです。

あと、問題は一つの会話に3問ですが、正解が判明した順に回答していきます。

会話を聞いてから、問題を頭から順番に読んでいては時間が足りません。

かならず、先に問題を読み、それから会話を聞きます。

回答が終わったら、会話の放送が終わっていなくても次の問題に目を通します。
ひとつの問題にかける時間を、数秒でも短くすれば、それだけ次の問題を余裕を持って解答することができます。

Part4 説明文問題も問題と選択肢を先に読む

これも、会話問題と同じです。

先に問題を読み、それから説明文を聞きます。

回答が終わったらすぐに次の問題文を読みます。

リーディングセクションは各Partの時間配分も考えながら

リーディングセクションは、75分で100問を解かなければいけないので、平均しても1問に1分はかけられません。

さらに、最後のPart7は時間をかければ解ける長文読解なので、そこに最大限の時間を割きます。

Part5は40問を15分で、Part6は12問を10分を目標に解きます。
それでも、見直しに5分使うとして、Part7の48問を45分ですから、かなり逼迫します。

Part5 短文穴埋めは内容よりまず文法で攻め、一問あたりに時間をかけ過ぎない

ここからはリーディングセクションです。

まずは、学校のテストのような短文穴埋め問題です。

ここはそんなに難しいものは出ないので、サクサク行きます。

5秒眺めて何の手がかりもつかめなければ、適当にマークして次に行きます。

テクニック的なことだと、文章の内容よりも、文法的な知識を使って攻めるのが早いです。

the ( ) something

このような問題では、the と名詞の間には形容詞しか入りませんから、形容詞だけを残します。

また、空欄が埋まっていなくても完全な文になっていれば、空欄には副詞が入る可能性が高いです。

そのように、文法的に正しい文を目指して考えれば、多少語彙が弱くて文章全体や選択肢それぞれの意味がわからなくても解けることが多いです。

あとは、選択肢がそれぞれどのようなイメージなのか、それは文章全体のコンテキストと適合するのかという面で攻めるのも有効です。

例)If my dream ( ) true, …
 選択肢:a. is b. comes c. went d. came

この場合、文法的に仮定法過去なのでa,bの現在形は消えます。
さらに、夢についての仮定法という、未来に対して希望を持っているようなイメージなので、goの過去形であるc. wentはちょっとイメージが違います。

このように、文法と、単語の持つイメージで考えてみると、文章の内容をきちんと理解していなくてもどうにかなる問題が多いです。

Part6 長文穴埋めは全部読まない

続いて長文穴埋めです。

実は、Part6は、長文穴埋めとは名ばかりで、長文のすべてを読む必要はまったくありません。

基本はPart5の空欄補充と同様、コンテキストと文法で攻めます。

前後も含め、3文読めば十分でしょう。

文章を頭から読んでいると、Part7に時間を使うことができなくなります。

Part7 読解の問題はまずは選択肢を読む

やっと、メインイベントであるPart7です。

これも、文章を読む前に、選択肢と問題文に目を通します

明らかにおかしいことを述べているものがたまにありますので、それはこの段階で排除します。

選択肢の内容をざっと頭に入れたら、問題で聞かれているポイントを文書の中に探します。

探しながら、正しくない選択肢を削ります。

これは、リスニングのPart3やPart4に近い解き方です。

先に何が聞かれているのかを明確にし、ヒントと正解を文書の中に探すという順番で取り組みます。

Part7はじっくり時間をかければ解けるものが多いので、落ち着いてしっかり読み込んで行きましょう。

そのためにも、Part5と6で時間をかけすぎるのはよくありません。

問題演習について

参考書は模擬問題が多いものを

TOEIC-IPの対策には、TOEIC対策の参考書がそのまま使えます。

模擬問題が多く掲載されているものがいいでしょう。

傾向と対策とかは正直言って要らないので、同じ問題を何度も解くより、数多くの問題に触れるほうがいいと思います。

演習は時間を区切って時間配分の感覚を身につける

特にリーディングセクションですが、問題演習でもPartごとの時間配分を徹底します。

Part5からPart7まで、10分、15分、45分と区切って、制限時間が来たら全問回答していなくても次のPartに進むという形式がいいでしょう。

また、30分時間があれば、Part5を3回演習する、というように、Partごとに演習するのもいいと思います。

特にPart5とPart6は、目標時間以内に全問回答できるようになったら、更に短縮を目指します。

私の場合、本番ではPart7に50分、見直しに10分かけることができました(予想以上に時間が余ったのが驚きでした)から、Part5,6合わせて15分で解き終わったことになります。

Part7に出来るだけ時間を残すように、前半の5と6は可能な限り迅速に駆け抜けましょう。

まとめ!

  1. 時間配分がすべての鍵!
  2. ”何が聞かれているのか”が大事!
  3. 常に次の問題に目を通し、放送に追いつかれるな!
  4. 一度マークしたら迷わない。次の問題へ!
  5. 文法語彙問題は5秒考えてダメなら諦める!
  6. 必ず選択肢→問題→文章の順で読む!
  7. Part7に最大限の時間を割くこと!

長々と書いてきて、最後にこんな事言うのもなんですが、これはあくまで私がやって効果があったことであって、誰にでも300点アップを保証するものではありません。

TOEICは英語で実施されるだけで、本質的には英語の能力を測る試験ではないので、テクニックから攻略するのもひとつの手段だよっていうことです。※英語の基礎力を測るには良問と言われることもあると、友人より指摘がありました。

頑張って英語を勉強して、単語を暗記したり文法事項を覚えたりしているのにTOEICで点数が伸びない、時間が足りなくなって全問回答できないという人には、有効かもしれません。

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