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GTDや減らす技術は”合脳的”

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ライフハックに興味のある方であれば、David Allenの提唱するGTDや、Leo Babautaの著書『The power of LESS 減らす技術』をご存知かと思います。

しかし、これはどんなハックにも言えることですが、その効果に疑問を持たれることも多いでしょう。
実際私も、一定の効果は認めながら”でも、こんなのきちんと実践できないよ”と思っていました。

その理由としては、両氏がすでにそれなりに成功した裁量労働者であり、我々のように一般的な生活を送っているわけではないという意識もあるのでしょうが、まあ、それはYet another story。

実践するしない、効果のあるなしは人それぞれでしょうけれど、ある本を読んだことでどちらのメソッドも単なる経験則ではなく、科学的に意味のあるやり方なのではないかと思ったので、半ば自分の思考メモとして記事にします。

その本とは…?

ずばり、茂木健一郎氏の『プロフェッショナルたちの脳活用法』(NHK生活人新書)です。

この本、様々な世界で第一人者として活躍する人々の仕事から、より良く脳を活用する方法を探るというのがテーマですが、その中で何度か、先に挙げたGTDや減らす技術の中で読んだ言葉が目に止まったのです。

これから、『プロフェッショナル~』の章立てに沿った形で、共通項と思われる部分を挙げていきます。

言語化

思考を言葉として表現することを”言語化”と言います。

思っていることやアイデアを、頭の中にとどまらせずに声に出してみる、紙に書いてみる。
これが、言語化の作業です。
発音したり読んだりすることで思考が改めてインプットされ、フィードバックのループによってその言葉が力を持っていくわけです。

GTDでも”気になること全てを頭の外に出す”ことが重視されています。
また、減らす技術でも、ワン・ゴールは紙に書いたリストから選ぶという作業があります。

言語化することによって、脳の中で、それまで自分でも認識していなかった潜在的な事柄が明瞭になってくるのだそうです。
GTDでリストを作っていると、それまで忘れていたような項目がどんどん出てくることがありますが、これはそういった脳の機能の現れではないでしょうか。

小さなステップでご褒美を

脳は何かを達成した時に快感を覚える器官です。

GTDで、リストの項目を消化することが楽しかったり、減らす技術のMIT(Most Important Task)を片付けるとすっきりしたりしますが、これは脳が達成感によって快感物質を分泌しているからなのです。

たとえば、GTDでは大きなプロジェクトを小さなタスクに分解してからとりかかりますが、あれは非常に理にかなっているようです。
プロジェクトが大きいままだと、達成までに時間がかかります。作業の量も膨大でしょう。いつ達成するのかわからない状況では、脳はもちろん、体も心も疲れはててしまいます。
小さなステップごとに、”達成した”という快感を脳に与え続けることで、いつの間にか大きなプロジェクトが片付いている、というほうが好ましい。
しかも、小さな達成でも大きな成功でも、脳にとっては同じ”成功体験”ですから、何度も何度も繰り返したほうがモチベーションもパフォーマンスも上がるでしょう。

自由であること

GTDでも減らす技術でも、その時にとりかかるタスクを選ぶのは自分自身です。
自分自身で選ぶということは、自由であるということです。

茂木氏によれば、脳というのは自由である時に最もパフォーマンスを上げるらしい。
つまり、”やらされる”よりも”やる”方が生産性が上がるということです。

この点では、GTDも減らす技術も、自分でタスクをやると決めて選ぶわけですから、茂木氏の言葉を借りれば”合脳的”なのでしょう。

読んでいてGTDやPoLのメソッドが脳の機能を最大限に活用することを目的にしているのだな、と思ったので覚書。

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