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大学生のノート術

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この記事では私が考える大学生のためのノートの取り方を提案します。

友人たちのノートや勉強方法を見ていて、教科書やノートが綺麗な学生が多いということに気づきました。
あえて断言しておきますが、本当に講義の内容を頭に入れたいのであれば、教科書や資料、ノートは汚した者勝ちです。

『東大合格生のノートは必ず美しい』という本がありますが、あれは彼らが学んでいるのが体系化され、要約された知識だからです。

高校の勉強と大学の勉強はまったく別物

高校生と大学生の勉強は、その質が大幅に違います。

高校生は、特に大学受験生が学んでいるのは、アウトプットされたあとの”知識”だけです。
教科書にまとめられ、参考書に体系化されたいわゆる”果実”を、いかに多く抱え込み、即座に取り出せるようにするかが勝負なのです。

ひるがえって、大学での学びはどういったものでしょうか。
大学は、知識という”果実”を実らせるための”方法”を学ぶ場所です。
もちろん、その原料となる基礎的な知識は必要でしょう。
また、思考方法の手順を覚えることも必要です。
しかしそれらの”暗記項目”は、大学で学ぶもののほんの一部に過ぎません。
あとは自分で考えて導き出して獲得するものが大半です。
そして、暗記項目に限っても、それは大学受験のように、質問に対してほぼ一対一で対応するものではなく、多くの選択肢から選びとる必要があるものばかりです。

では、その材料となる知識はどうやって覚えたらいいのでしょうか。

関連付ける

まずは、講義で扱われた重要なキーワードや、そこから派生する関連項目を、どんどんヒモ付けしていきます。

あるキーワードに関連する言葉を、すぐ近くに書き込みます。
特に既出の知識や他のページに載っていることについては、私がよく使うのは”cf.)”※という記号のあとに関連する項目やページを書き込むやり方です。(※ conferatur = 参照せよ の略

大学はある科目を取れば、その周辺分野の講義も取ることが多いはずですから、科目が違ったとしてもそれを横断するようにして関連性を見えるように書き留めていきます。

基本的にノートは要らない

ノート術と題しておいてなんですが、特に教科書に沿って進められる講義やレジュメが配布される講義に関しては、講義内容のすべてをそれに書きこんでいきます。

もちろん、板書によって進行する講義の場合はノートが必要ですが。

直接の書き込みでも板書を写したノートでも、重要だと思う場所は遠慮なく目立たせ、下線や記号を使い分けてなぜそれが重要なのか分かるようにしておきます。

書き込みには色ペンを多用して目立たせる

当然のことですが、印刷は黒いインクで行われます。

書きこむ対象である教科書やレジュメもそうです。

では、どのようにして自分の書き込みを目立たせるか。
色ペンを使うしかありません。

私は、通常の書き込みには青インクの万年筆かボールペン、ハイライトや重要な書き込みには蛍光ペンやダーマトグラフ、オレンジ色や緑色の鮮やかなインクを入れた万年筆を使っています。

実は、人間の脳は黒白よりもフルカラーのものを喜びます。
脳が喜ぶということは、楽に頭に入ってくるということです。
つまり、シャーペンを使って整理されたノートを作るより、色ペンを大量に使って盛大に書きこんだ汚い教科書のほうが頭に入りやすいのです。

重要なのはこれだけ

講義の内容を頭に入れるために必要なのは、本当にこれだけです。
関連付けて、視覚的に目立たせる。
あとはその講義を受講する目的意識や興味の高さがしっかりしていれば、単位を落とすなんてことはありえません。

大学において、綺麗なノートを作ることは勉強ではなくただの作業です。
そんなことしている暇があるなら専門書をたくさん読んだほうがいい。

整理されて読みやすいノートを作るよりも、連想ゲームのように知識を関連付けていったほうが、思考の幅も広がります。
思考の幅が広がれば、問題を多角的に検討して、より簡単に答えを導き出すことができるようになります。

先日、恩師に「大学生が身につけるべき力はパラフレーズ(言い換え)力である」と言われました。
キーワード同士を関連付けることが出来れば、それは自然についてくる力です。
そして、私の実感として、論述問題にしても短答問題にしても、レポートや論文を執筆するときにも、一番必要とされて実際に使える力は、この関連付けと言い換えの力なのです。

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コメント

  1. 人間の視覚

    人間の視覚については古くは哲学者たち(たとえば一七〇九年 ジョージ・バークリー『