※この記事は「2010AW フィリップス ヘッドフォンマラソン」に参加し、PHILIPSから提供された商品をレビューするものです。
第二回はコストパフォーマンスが評価されているSHE9700です。
ありきたりな黒一色ですが、チープさは全く感じません。
ライン(コード)が値段の割にしっかりしている印象です。
CKM50よりも太いです。
実売価格2,980円~3,980円前後ですね。
SHE9700のレビュー:所感
パッケージ内容物。
サイズの違うイヤーピースが3種類付いてきます。
あと、簡単な造りですがイヤホンケースがついてきます。
私はイヤホンケースは使わないので、何か別の用途に活用したいと思います。
こちらもSHE3580と同じく、初期状態で付いている中間のサイズはちょっと大きかったので、一番小さなものに換えました。
第一回のSHE3580と比べて、中音高音域にウェートを置いているのか、低音は弱めです。
ATH-CKM50よりも弱いので、重低音が好みの人には物足りないかも。
CKM50との差はおそらくドライバの直径に関係していると思われます。
CKM50の方が、音圧がある感じでしっかりした低音です。
そのかわり、中音高音域の伸びや響きはかなりいいですね。
遮音性も高く、タッチノイズも少ないので一つ一つの音が綺麗に聞こえます。
そして何より評価したいのが装着感と使い勝手。
ハウジングが小さく軽い上、U字型なので使い勝手も良い。
ただ、耳殻からけっこう外にでてるので、横向きに寝転がると変に押し込まれます。
まあ、そんなことする人は少ないと思うので問題ないですが^^;
総合評価
音質:【★★★★☆】
低音域の弱さで1個マイナス。
解像度、再現性は一つ上の価格帯の製品と変わらないので、音質はかなり良いですね。
装着感:【★★★★☆】
SHE3580と同じになりますが、ハウジングが小さいのと、小さなイヤーピースが付属しているので耳が小さい人でも快適です。耳殻に擦れて痛くなることもありませんでした。
一番小さなイヤーピースでも遮音性や安定感は十分です。
軽いのと、U字型コードのおかげで疲れません。
使い勝手:【★★★★☆】
コードの太さも含め、ジャック部や各部の造りがしっかりしています。
また、U字型コードの利便性は想像以上ですね。
タッチノイズはCKM50より少ないです。
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※この記事は、「2010AW フィリップス ヘッドフォンマラソン」に参加し、メーカー(PHILIPS)より商品提供をうけています。
なお、記事の内容については、あくまでも私の主観で書いております。